不眠症と腕の痺れ

昨日はオーダー枕を作りにご来店のお二人の女性から深刻なお悩みをそれぞれ一つずつ伺いました。


不眠症

昨年末から、急に寝られなくなったという60代女性。

 

その時はご主人が退職されたり、周囲の環境が変わったことが原因?とご本人は分析されるも一向に症状は改善されず、

今では睡眠導入剤を服用されています。

 

それでも最初の3時間程は寝られるものの、それ以降は目が覚めてしまうリズム。

色々な情報をもとに、何種類もの快眠術を試すも成果は出ず。。

 

困った奥様のためにご主人がネットで「オーダー枕」を調べて当店をお選びくださいました。

 

 

オーダー枕は薬や治療器ではないので、「これでグッスリ眠れますよ!」とは言えませんが、

「これでゆっくりできますよ!」とは言えます。

筋肉が緩む適切な角度や高さの枕で寝ると、ゆっくりできます。落ち着く環境ですね。

すると副交感神経が優位に立ち、眠りやすくはなるかと思います。

 

ベッドや掛けふとん、室温や湿度、光や音も関係しているので全部整えられれば理想ですね。

一つずつ、ひとつずつ睡眠環境を整えていただくお手伝いをさせていただきたいと思います。


腕の痺れ

「腕の痺れ」を訴えられるのは40代の女性。

 

以前に交通事故で首を痛めた時、レントゲンを撮って「頸椎がズレている」と診断されたそう。

当初は手先が痺れているだけだったのが、最近になって肩から痺れる時があると。

 

これは「頸椎ヘルニアかも。。」とご自身で感じられ、既に来週に病院の予約を取ってらっしゃいました。

「それまでにできることをしておかないと!」ということで、

お仕事終わりに茨木からオーダー枕を作りに来てくださいました。

 

 

出来上がったオーダー枕で試し寝。

「低くないですか?」とおっしゃったので、試しに5mm上げてみた途端、

「やっぱりさっきのがいいです!」と5mmの違いを明らかに感じていただけました。

 

 

高い枕に慣れてらっしゃったんでしょうか。

必要以上に高い枕で寝ると、まさに首の部分を圧迫してしまいます。

神経や血管を圧迫すると、その先の肩や腕の痺れに繋がる可能性も上がります。

 

 

ただ、正直申し上げて「枕を合わせた」だけでは一歩前進に過ぎません。(腕の痺れに関して)

 

腕が痺れてしまうのは、やはり横向きの時になりやすく「肩の圧迫」が最も大きなポイントになります。

頸椎の角度や、最大限筋肉が緩む高さは枕で作れますが、

横向き時の肩の圧迫を枕で抑えるのには限界があります。

 

肩の圧迫感を取るために枕の高さを上げると、今度は頸椎に負担がかかります。

 

「頸椎ヘルニア」かもしれないお客様に、頸椎を痛めるような枕はお渡しできません。

実際に5mm上げてみても「さっきのがいい!」とおっしゃっていただけたので、

やはり最低限の高さのオーダー枕をお持ち帰りいただきました。


こだわりの眠り屋が作るオーダーメイド枕。

5mm単位であなたに合わせさせていただきます。

高さの調整は10年間無料。

安心して使い続けていただければ幸いです。

 

web予約もしくはお電話(072-892-2167)でご予約承ります。

オーダーメイド枕ができるまで
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