子育て中の快眠はなかなか難しい

子どもと一緒に寝る
子どもと一緒に寝る

今日は大阪府摂津市からのお客様。

 

小さな4歳と1歳のお子さんの子育て奮闘中のママさんです。

 

すごく明るくて素敵な方。

 

でも、その御姿からは想像できないぐらい深刻なお悩み。

 

 

首こり、肩こり、腰痛、頭痛、不眠。

 

朝起きた時から首が痛い。

 

睡眠中に腕が痛くなる。

 

一度目が覚めたらなかなか寝られない。

 

 

 

しっかり寝られず、疲れもとれない睡眠が続くとストレスも溜まります。

 

見かねたご主人が「オーダー枕作ってみたら?」と当店を探してくださったそうです。

 

優しいご主人ですよね。

 

少しだけご挨拶させていただきましたが、本当に奥様の事を心配してらっしゃる様子でした。

 

 

さて、眠り屋よねはらを選んでいただいた限りは、

 

ご本人様が「気持ち良い~これならラクに寝られる~!」と感じていただけるようなオーダー枕をお作りする事が責任。

 

それも同じ大阪とはいえ、離れた摂津からお越しですから、車で1時間以上でしょうか、オーダー枕作りにも気合が入ります。

 

 

 

 

 

とは言え、枕を作る前の測定、の前のカウンセリングで色々と現在のおやすみの環境をお伺いします。

 

寝具環境だけでなく「睡眠環境」ですね。

 

やはり小さなお子さまと「一緒に寝る」というのは、ママの睡眠の質を犠牲にする事にも繋がります。

(我が家もそうです。)

 

「おねしょしてないかな?」

「オムツ替えないと。。」

「寒くないかな?暑くないかな?」

「ちゃんとふとん掛けてるかな?」

「寝言や寝相が。。」

「私の枕に乗ってこないで~」

「顔蹴られた~」

「喉乾いてないかな?」

「起きるの早過ぎない!?」

「早く寝てよ~」等々、挙げればキリがありません。

 

またこれらが二人のお子さんとなると、その心配事は倍増。

 

まさに自分の睡眠を犠牲にして、子どもの睡眠を守っている訳ですから、

 

子育て中のママには頭が上がりません。

 

 

でも我が子と寝るというのはある意味これ以上ない幸せな訳で、難しいところではありますが、

「少ない時間でも寝られるタイミングで最大限眠る」事は必要になります。例えそれが単発の眠りであっても。

 

 

だから一番改善したい、するべきなのは一度目が覚めたらなかなか寝られない。だと思います。

 

 

もう一度寝付けないというのは、自律神経の話にも関係すると思われます。

 

色々な心配事があって、一度目が覚めた時に交感神経モードに入ると、もう一度寝ようというタイミングで副交感神経が優位に立ってくれません。

 

そんな時に「枕が合っていない・しっくりこない」というのは非常にもったいない話です。

 

反対に「枕が合っている・しっくりする」という環境であったら、自然とリラックスでき副交感神経モードに入れるかもしれません。

 

 

話を伺っていると、敷きふとんもどうやら硬いものをお使いだったようで、それも腕の痺れや腰痛、朝起きた時の首の痛みに繋がっているようでしたが、まずは枕です。

 

順番に一つずつ、ご自身に合った環境を整えていかれればきっと改善するでしょう。

 

 

 

しっかりと測定をし、5mm単位で丁寧に合わせて作った眠り屋よねはらのオーダー枕。

 

試し寝していただいた時には、非常にリラックスされていた様子でした。

 

結果的に微調整もなく、出来上がった枕にご満足いただけた訳ですが、お家の敷きふとんとの相性もあります。

数年のスパンで考えると体型の変化や、枕がヘタる事も考えられます。

 

 

「少しでも深く眠っていただきたい」と心から思うからこそ、

「枕が合っている」と思っていても、一年に一度の点検をお願いしました。

 

もちろん「枕が合わない」と思われたら、その都度調整にもお持ちいただきたいと思います。

 

 

S様、ありがとうございました。

今晩から少しずつ、ご自身の眠りを質の高いものにしていってください。

これからも応援させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

オーダーメイド枕ができるまで
オーダーメイド枕ができるまで