羽毛ふとんリフォーム

ヘタりを感じたらリフォームしましょう
ヘタりを感じたらリフォームしましょう

今日は枚方市東香里にお住まいの女性から「羽毛ふとんリフォーム」のご相談をいただき、早速ご自宅に伺ってきました。

 

 

「何十年も前に主人用に買ったものだけど、えり元の汚れが気になる。だからカバーにタオルを縫い付けていたけど、本体にも穴が開いてしまっていた。羽毛が飛び出てくる。そして生地が硬い。羽毛は良い物のはずだけど…」

という事がお客様のリフォームしようかな?の理由でした。

えり元のヘタり・汚れ
えり元のヘタり・汚れ

やはりえり元は一番汚れが目立ちます。

しかし、まめにカバーのお洗濯をされていたり、縫い付けたタオルも汚れ防止になっていたと思います。

(何十年お使いだった事を考えるとかなりキレイ)

 

 

それでもお客様としては「汚れ」や「ダウンの吹き出し・飛び出し」は切実なお悩みだったようです。

毎晩使うものですからね、当然だと思います。

 

 

しかし、検品させていただくために、おふとんを広げた時に私が最も気になったのは「ヘタり」です。

表地から
表地から
裏地から
裏地から

お腹周りが明らかにヘタっています。

なかなか写真ではわかりにくいのですが、表と裏から手で押してみると「ペタッ」としています。

このヘタりはえり元も例外ではありません。

案の定、ご主人は「これでは寒い」とあたたかい掛けふとんカバーや毛布を重ねてお使いだったそうです。

ヘタりもその理由の一つだったはずです。

 

対照的に両サイド部分はふっくらしていて、上質な羽毛がまだまだ元気にふっくらと詰まっているのがわかります。

これだけダウンパワーの強い羽毛がたっぷり入っているのですから、

ひょっとすると昔は(ヘタりがない時は)羽毛ふとん1枚で十分に暖かくおやすみだったかもしれません。

 

 

このように、

・特定の部分がヘタっている

・側生地の汚れ

の場合は、まさに「リフォーム」するべき典型的な例と言えます。

 

そしてお客様の「リフォームしたい理由」が

・汚れが気になる

・穴が開いた

・側生地が硬い(柔らかくしたい)

かつ、

・上質なダウンが入っている

という事から、

やはり「羽毛ふとんリフォーム」するのが「得策」かつ「お得」という答えになります。

 

 

お預かりした羽毛ふとんは個別に梱包して、西川の羽毛ふとんリフォーム専門工場に発送です。

お預かりしたその時から、工場リフォームを済ませてまたお客様の手元にお届けするまで、徹底して個別管理です。

足し羽毛はマザーグースダウン。

側生地はゴアテックス+綿100%。

最高のリフォームコースをお選びいただきましたので、

現状のお預かりしたものよりもさらに、ふっくらと、あたたかく、肌馴染みのよい羽毛ふとんが出来上がってきます。

 

 

N様、ありがとうございました。

約1か月後の仕上がりを楽しみにお待ちくださいませ。

オーダーメイド枕でできるまで
オーダーメイド枕でできるまで