ビフォーアフター:羽毛ふとんリフォームY様の場合

今月半ばにお預かりした羽毛ふとんリフォームが、

今朝きれいに復活して帰ってきました!

 

冬本番ですので早くお客様のもとに届けないといけませんが、

納品配達前には必ず検品を行っています。

近江にある西川の羽毛ふとん専用工場でも出荷前に検品検針作業は行われていますが、

仕上がりであったり、ふっくらと復活してるいるか等々を自分たちの目で確認しています。

 

また、お預かりした時点での状態も把握し、記録しておくために最近では画像で残すようにしています。

いつも通りの安定の品質、仕立てではあるのですが、

今回はその「羽毛ふとんリフォーム:ビフォーアフター」をご紹介させていただきます!

所々に長年のシミが
所々に長年のシミが

12月半ば、

お預かりした羽毛ふとんは10年以上の使用により、

ヘタりや汚れが目立っていました。

汚れが浸透している
汚れが浸透している

基本的には1年に1度、クリーニングをするのが理想ですが、汚れを放ったらかしにすると、どうしようもないシミになり、中の羽毛にまで汚れ(汗・皮脂等)が浸透してしまいます。

積もりに積もった汚れはヘタりの原因になるだけでなく、においも発生させます。

かさ高もなくなっています。
かさ高もなくなっています。

ふわっふわっと振ってみて羽毛ふとんに空気を含ませてもすぐにペチャン、となります。

やはり羽毛自体がヘタっていたり、チギれていることで空気を含むことができなくなっている様子です。

ビフォー
ビフォー

リフォームするとこうなります。

アフター
アフター

羽毛を取り出し「使える羽毛」だけを選別。

丁寧に洗浄し、新しいグースダウンを350グラム足します。

それを新しい綿100%の生地で包めば新品同様の羽毛ふとんの完成です。

縫製も含め、これらの作業は全て日本国内、滋賀県で行われています。

工場視察した時に機械を触らせてもらいました!
工場視察した時に機械を触らせてもらいました!

しかも、絶対に他の羽毛ふとん(他人様の依頼された羽毛ふとん)と混じらないように、工場に入る時から出るまで徹底管理されています。

1枚ずつ梱包したものを入荷(店⇒工場)、1枚ずつ工場内で作業進行、1枚ずつ梱包したものを出荷(工場⇒店)という徹底ぶり。

 

 

それでいて新品を買うよりお安く済む場合がほとんどです。

足し羽毛等々の必要量に応じて、新品を買う方が安い?と判断した場合はそれをお伝えさせていただきます。見積もりは無料です!

 

 

今回の場合は350グラムの足し羽毛付きの45,000円コースをお選びいただきました。

「お客様用で必要なんだけどそれなりに良いもので」というご希望でしたので、このコースで間違いないかと思います。

恐らく新品を買うと6~8万円くらい?の仕上がりでした。

再利用できるものは再利用しているのでエコですよね。お財布にもエコです(笑)

 

またビフォーアフターご紹介していきたいと思います。

 

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