よねはら流オーダー枕の歴史
皆さまこんにちは、眠り屋よねはら店長の前田です。
眠り屋よねはらはおかげさまで、今年で創業60周年。
そして、今やお店の看板商品になっている「オーダーメイド枕」は20年以上作り続けています。
「オーダーメイド枕(まくら)」という言葉がまだ市民権を得ていない時代。
既製品の枕ばかりで、じぶん用の枕をお店で作るなんて考えられない時代です。
ボクがまだ小学生で、元祖ポケモンやたまごっちをしていた頃から、
眠り屋よねはらでは社長が枕を作り続けていたのです。
まずは「測定」してお客様に合う「高さ」を知ることが必要になります。
そのための「測定器」をホームセンターで買ってきた木材をカンナや彫刻刀、ノミで加工し、自作。
測定結果から得られた「高さ」を実現するための枕の生地や中材の開発。
これらの準備を整えるため、1年以上の時間を費やしたそうです。
進化
地元の方を中心に、「よねはら流オーダー枕」じょじょに広がり始めていた約15年前。
西川リビングさんがコンピューター計測して作る「オーダーメイドまくら」を開発したのです。
社長が導入を決意したのには、やはりその「精度」が大きかったと聞いています。
アナログからデジタルへ一気に進化したオーダー枕は、
身長や体重による「沈み込み」まで計算され、5ミリ単位で枕の必要な高さを測れるようになったのです。
おかげさまで今では、大阪府下で最も多くの「西川のオーダー枕」を作っているお店になりましたが、
実は当店ではコンピューターの測定結果を鵜呑みにはしていません。
大切なのは、「お客様の症状」と「お悩み」「睡眠環境」に合った高さに仕立てることです。
あくまで計測値はコンピューターが導き出した参考値。
店長の前田はこの「実際に合う高さ」の意味を本当の意味で理解するまでに3年はかかりました。
「こんな高さ合わへんやろ!なんちゅう枕作ってんねん!」とよく叱られたものです(泣)←マジで3回くらい泣かされています。いやほんと、枕に対するこだわりが半端ないです。
今では一人前(枕作りに関しては)とお認めいただいていますが、(睡眠環境・寝具指導士の資格もとったんでね!)本当に人それぞれの高さを5ミリ単位で合わすのは難しいんですよ。
例えばの話ですが、
【高さ10センチの高い枕】に慣れてらっしゃった方を測定します。
測定結果は【高さ5センチの低い枕】とします。
多くの類似オーダー枕、類似測定器を扱うお店さんでは、
結果通りの【5センチ】で作っているようですが、
当店ではあえて【7~8センチの高め枕】で作ることがあります。
↑6分割構造の枕を5ミリ単位で作るので、この見極めが腕の見せ所です。
【本当に気持ちいい高さ】は人それぞれ。
じぶんだけに合うまくらの【高さ】を割り出すために、
「お客様の症状」と「お悩み」「睡眠環境」をお聞きするのです。
それで、将来的に本来の意味でリラックスできるであろう高さに調整していけばいいのです。
これには将来的な姿勢や体型の変化、寝具環境の変化という判断材料も、その時々で必要になります。
そして、前回のブログでも申し上げたように、当店は「調整や点検」のお客様を絶対に大切にしています。
全ては清々しい目覚めのために
手前味噌ではありますが、この【枕作りの技術】と【安心のアフターフォロー】を求めて他府県からもご来店いただいたり、
ご家族やお友達の間で口コミで広げていただいたりして、
今や4000個以上の枕を作ってきました。一つひとつの枕にじっくり時間と愛情をかけてです。
あなたにとって最幸の枕を目指します!
ご予約は072-892-2167
もしくは、
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