実は私事なのですが、8月に第2子となる長男が誕生しまして。
元気な男の子で、これからが楽しみです。
それはそうと、初めての立会出産を経験しました。
夜の11時くらいに本格的な陣痛が始まり、長女をばぁばに預けて産院へダッシュ。
3時か4時か、すでに忘れましたが無事に長男を抱っこして落ち着いた時にはもう外は明るくなっていました。
うかうかしてられません。
その日は「睡眠環境・寝具指導士」という難関試験の試験当日だったのです。
家に帰って自分の枕、ベッドで寝ると寝過ごしてしまう気がしてならなかったので、
駅から近いすき家で牛丼を流し込み、30分だけ車内で仮眠して大阪市内の試験会場へと電車で向かったのです。
会場に着くまでに喫茶店でアイスコーヒーも流し込みます。
若かりし頃、徹夜で麻雀したかのような頭のボーッとした感覚と、
なのに、若干頭が冴えているような不思議な感覚が入り混じる中、会場へと急ぎます。
試験前の説明の段階ではすでに「まじでおやすみ5秒前」。
そんな時、試験会場にはいないはずの社長の顔が頭に浮かびます。
「おい、落ちたら承知せんぞ。わかってんのかゴラァ!」
・・・聞こえます。
確かに聞こえました。
この雰囲気、当店の社長をご存じの方ならおわかりいただけるでしょう。
一瞬で目が覚めました。
さぁ試験開始。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
難しすぎる。。
試験終了。
終了の合図とともに、落ちた時の言い訳を考えます。
終了後、会場から出るエレベーターの中ではみんな、
「あの問題、こうだったよね!あーよかった!」的な話をされていましたが、
どれを聞いても「やっちまった。」と心の中で叫んでいました。はい。
「ちょっと寝不足でして。。」
「いやぁ難し過ぎましたよ!みんな落ちてるでしょうね!ハハ!」
「ボクにはまだ早過ぎたようですね!うん!」
言い訳案はノンストップで湧いてきます。
お店に戻り、試験の報告をしましたが、自分ではもう何を言っていたのか覚えていません。
メガネに奥に光る、鋭い眼光だけが脳裏に焼き付いています。
そして、先日、試験結果が郵送で届いたのです。
「合否通知在中」
この約2か月間、宙に浮いたような感覚でしたが、
いざ手に取ると、全ての不安感は心拍数の上昇と、全身から放出される汗という形で顕著に現れます。
そして、試験終了後からずっと考えていた「言い訳の台本」を整理します。
では、封筒を開けます。
っしゃーーーーーー!
合格です!
何十回と見返しましたが「不」の文字はついておりません!
早速社長に報告です。
「合格でした。」(まっ当たり前ですけどね的テンション)
「そうか、おめでとう。」(当たり前やろ的テンション)
「落ちたらどうしようかと思ってましたよー。」(ちょっと笑顔を誘うテンション)
「落ちたら破門にしよと思っててん。」(怖い)
「破門!?!?!?」(落ち着いた心拍数が再上昇)
「おう」(まっがんばりたまえ)
ということで、これまでボクの名刺代わりになっていた資格、
睡眠環境科学研究所「快眠基礎講座一般教養課程」を習得した証明より上の資格になる、
「睡眠環境・寝具指導士」という資格を習得したスタッフがいる「眠り屋よねはら」に進化しました。
そして、破門の危機を乗り越えた店長が在籍しておりますので、
ご報告まで。
~編集後記~
赤ちゃんの睡眠や、レム睡眠・ノンレム睡眠をさらに細分化したり、繊維やその織り方の特徴、
超難しい試験内容でしたが、受かってよかった。
と言っても、この知識を当店のお客様や、ボク達に関わる人みんなに伝えて、
自分がそうであったように、眠りで元気になってもらわなければ意味がありません。
もっともっとお話ししていきます。
いつでもご相談、承ります!
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くらっち (金曜日, 14 10月 2016 22:34)
第二子のご誕生、おめでとうございます!
破門になってたら、生ハムの「ハモン・セラーノ」とシャンパンもって残念会ひらいてあげた!笑
くらっち様 (土曜日, 15 10月 2016 09:27)
お久しぶりです、くらっち様!
そんなクセの効いた名前の生ハムがあったなんて。。
いつか食べてみたいものです。シャンパンと共に。