「母の日」の小さなお客様。

先日、友人のジョセフが泊まりに来ました。
彼はボクのブログをいつも見てくれているんでしょう。
一緒に晩酌を楽しんでいたら

「お前、昼食をうどん1玉にしてダイエットだとかほざいてるけど、夜にそんだけ飲み食いしてたら意味ないゼ。」

と冷静にツッコまれ、「うん、そうだね…。」としか返せませんでした。


今日は「母の日」。

うちはこの前の休みに、京都に住むお母ちゃんへのコーヒー豆を母の日プレゼントとして贈りました。

嫁さんが手紙を同封してたのを見てちょっと泣きそうになりました。

ほんと、女性はこういうのが上手いですね。


そして、この母の日当日に、泣きそうになるニュースがありました。

若いご夫婦がご両親の寝具の相談に来られていました。
(これは母の日と関係はあるのかないのかわかりませんが。)

小さな子どもさんも連れて来られていたので、ボクはその娘さんと仕事中にも関わらず「お絵かき」をして
キャッキャッと遊んでいました。

眠り屋よねはらの店内はアットホームな空気が流れていました。

店外にもその雰囲気は出ていたと思います。

そう、これってある意味、人によっては「いい感じのお店だけど、入りにくい」という状態になっていました。


しかし、その時自動ドアがグィ~ンと開きました。

そこには小学校高学年らしき女の子が緊張した面持ちでいました。

最初は今いはるお客様の子どもさんかな?と思ったのですが、

女の子の顔を見る限り、違います。

手の方を見てみると小学生らしい、ピンクのお財布を握り締めていました。

「母の日のプレゼントを下さい!」

女の子はそう言います。

この時すでにボクは半泣き状態になっていましたが、その女の子はボクの涙を拝みにきたんじゃないんですよね。。

母の日プレゼントを買いに来てくれたんです。

どうやら去年も眠り屋よねはらで母の日プレゼントを買ってくれてたみたいです。(本部長談)


かわいいハンカチタオルをおすすめし、本部長お得意のラッピングすることに。

そこで思い出しました!手紙!

「プレゼントと一緒に、手紙入れてみる?」と聞くと、

「はい!」と元気でスーパー素直な笑顔で返してくれます。


ミニーちゃんの小さいメモ?手紙?みたいなのがあったんで「コレや!」と思いボールペンと一緒に渡すと、

先ほどからご夫婦に接客中だった社長から一言。

「何でボールペンやねん!色鉛筆出してこい!」と。(ほんとはもっと優しい口調なんですけどね)


確かに粋です。ボールペンじゃ味気ないですもんね。

で、色鉛筆を改めて渡したんですが、
急にボクが尿意を催したものでトイレに行ってる間に書き終わっていたので、

どんなステキな表情で、どんなステキな文章を書いていたのかはわかりません。

そして、その小さなお客様は支払いを済まし、

「ありがとうございます!」とペコリと頭を下げ、

クルンと回って帰っていかれました。



来年もお待ちしております!